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出雲エリア

島根県立古代出雲歴史博物館に関するコンテンツについて

銅鐸のシンボルマークのあるコンテンツは、島根県立古代出雲歴史博物館の展示または館内施設に関するコンテンツです。



一畑口駅

『一畑口駅』周辺は小境地区といい、昔は「小酒井」と書いていたと伝えられる。最初の目的地は、小境とお酒にまつわる「佐香(さか)神社(松尾神社)」。 その後、薬師様として知られる「一畑薬師」へ。門前町では、地元の人たちのさり気ない心遣いに触れる。ここでしか、そのときでしか味わえない……

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雲州平田

江戸時代から明治初期にかけて木綿市場を中心に栄えた平田の街。『雲州平田駅』からおよそ10分。「木綿街道」は当時の姿をいまに残す。 立ち並ぶ老舗は、そのほとんどが創業100年を超える。建物だけでなくその心意気も代々受け継いでいる。お酒、醤油、生姜糖など、伝統の味を堪能しながら、伝……

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川跡駅から浜山公園北口駅へ

『川跡(かわと)駅』で大社方面へ向かう僕たちは、電車を乗り換える。旅はいよいよ後半。 終点の一つ手前『浜山公園北口駅』からはふたりが別行動。ゆかりさんは「島根ワイナリー」へ向かう。出雲のお土産がほとんど揃うここで、再発見をしたいということだ。 いっぽう僕は、移築された豪農屋敷……

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旧JR大社駅

終点『出雲大社前駅』に到着。これまでご一緒いただいたゆかりさんとはここでお別れ。ここからは、地元出雲市を拠点に活動しているグラフィックデザイナーの石川さんに案内していただく。彼は建造物のファンでもあり、古代から現代までの芸術的な建造物についての知識は豊富である。「あまり知られてい……

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めざせ出雲の国の西のくに

国道9号線を行くこと、約半時間。市街地を抜けてレンタカーでの快適なドライブは続く。少し早めの休憩を。日本海が見えた頃、たどり着いたのはいちじくの街にある道の駅「キララ多伎(たき)」。海岸のカフェ。軽くおなかを満たしながら、一緒に出雲の時間を味わう。

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自然?それとも神様のいたずら?日御碕街道

日御碕(ひのみさき)へと出発してすぐに思ったことは、「運転とガイドをお願いしてよかった!」稲佐の浜から日御碕灯台までを結び、ほとんどを海に接する日御碕街道は、急なカーブの連続と勾配のきつい坂道が続く。そこには古代神話の面影が残されていたり、刻々と変化する厳しくも美しい自然の風景が……

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日御碕神社で仲よしこよし

日御碕(ひのみさき)街道も終わりに差しかかる頃、突如あらわれる朱塗りの日御碕神社。家並みや漁港の側に建てられ、地元の人びとにとても大切にされている。日御碕漁港に浮かぶ「経島(ふみしま)」は、以前「神の住む島」であり、今は「ウミネコの住む島」になっている。「和布刈神事(めかりしんじ……

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寄ってこ食べてこ日御碕

日御碕(ひのみさき)では新鮮な海産物も名物のひとつ。名物の代表選手、日御碕灯台の近くでは、その海産物を新鮮なまま、あるいはあれこれ加工した物が売られている。その場でぱくりと食べるのも楽しいけど、美味しい記憶を一緒に連れて帰るのも悪くない。旅が終わったあとも、美味しさと一緒に楽しか……

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神迎神事

出雲大社から西へおよそ900メートルの稲佐の浜。全国から集う八百万の神々を迎える『神迎祭』(かみむかえさい)が行われる。ここは、国譲りの儀が行なわれたと伝えられる地でもある。かがり火の中で行なわれるこのお祭りには多くの人たちも集まる。人びとはその神事の一部始終を見守る。

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神在祭

神迎祭(かみむかえさい)の翌日、朝からにぎわう出雲大社。「神在祭(かみありさい)」が執り行なわれる。本殿へは信者のほかに一般でも入ることができ、神々の到着を歓迎する。

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神等去出祭

神々が出雲にやってきて7日。その目的は会議とも法事とも伝えられる。行事を終えた神々は出雲大社を発つ。『神等去出祭』はその神々を見送るお祭りである。さらにその7日後、『第二神等去出祭』により出雲を旅立つ。その無事を願う人びとに見送られながら。

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寄せては返す波のように尽きない展示

古代出雲歴史博物館がオープンした。さて、どんなところなのか、ちょいと出かけて見ようじゃないかと来てみたら、大きな庭園にびっくりした。建物は重厚な感じで横たわり、後方の緑なす山々が印象的である。展示は、もう古代出雲がワアーッと押し寄せる波のような感じで、1日ではとても見終われない。……

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菜の花揺れる鉄道・夢プロジェクト 〜おまつりの巻〜

2006年4月16日、松江市と出雲市を結ぶ一畑(いちばた)電車の沿線駅「一畑口駅」で「2006菜の花鉄道まつり」が開催された。広がる菜の花畑とゆったりと走る電車。時折、元気のいいライブ音楽も聞こえてきて、のどかな田園地帯が穏やかな熱気に包まれた。親子連れ、カップル、カメラマン、……

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太陽を拝む神の鐘〜加茂岩倉遺跡〜

まるで他の星からやってきたような不思議な形をした銅鐸は、神の鐘とも呼びうる弥生時代の青銅器。その魅力を知りたくて、全国最多の銅鐸が出土した雲南(うんなん)市の加茂(かも)岩倉遺跡を訪ねた。そこは、人工物を拒むようなひっそりとした山奥の遺跡。銅鐸の謎、古代人の祈りの心に出会うにふさ……

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常識破りの遺跡〜荒神谷遺跡〜

斐川町の荒神谷(こうじんだに)遺跡は、358本もの銅剣が発見された遺跡。名前はこわそうだけど、実は、おおらかな自然に包まれた癒しの谷。学芸員さんと語りあううちに、想像力も広がっていった。史実や定説も大切だけど感じる心も大切。ここに立つと古代人の・・・いえ、私たちの先祖の生きてきた……

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受け継ぐ技ともてなしの創作

JR出雲市駅から少し歩くと、注がれた陽射しに細めた目にセピア色の町並みが映る。老舗の和菓子屋にさりげなく飾られた一輪挿しが、そこはかとない郷愁を誘う。 江戸の時代から続く老舗中の老舗「献上そば 羽根屋本店」伝統の技と味との出会いに胸が膨らむ。     

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昔の勢溜の様子

大正の頃まではこのような感じでした。俥(くるま)もここにとめられていました。

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昔の祓橋付近はどのようだったか

大正年間の境内整備までは、参道の両側には田が広がっていました。

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祭神はスサノヲ?

鳥居向かって右側の柱に彫ってある文字をよく見ると、出雲大社(杵築大社)の祭神はスサノヲと記されています。実は、中世においては出雲大社の主祭神はスサノヲで、その名残がここに残っているのです。

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観祭楼の前の石畳に注目

この石囲みの場所で、かつて様々な芸能が行われていたのです。

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素鵞社

素鵞社は地元では「素鵞さん」と親しまれ、スサノヲが祀られています。地元の人は拝礼後、後ろにまわり、社に肩をあてると肩こりがなおると伝承しています。

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明かり取りとナットの中の神紋

庁舎の裏に回ってみよう。大きな突起があります。ここは階段室で、明かり取りの役目を果たしています。この建物の特徴的な部分です。また、トイレが別棟にあるが、これは建て増したのではなく、菊竹さんが一体として設計したもの。なお、コンクリに注目すると、ナットにも神紋が刻まれています。

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鯉や龍の彫り物をさがそう

組物には「二重亀甲に剣花菱」の神紋が浮き彫りになっており、欄間には龍、背面には鯉が彫られ、桃山風の彫刻の面影を残しています。

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真名井の清水

島根の名水百選に選ばれています。11月23日の出雲大社の古伝新嘗祭の「歯固めの神事」(国造が小石を噛む神事)では、この井戸の小石を用いることになっています。

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出雲の王家の谷

出雲市大津町。この地は「出雲の王家の谷」とも呼ばれる魅惑の場所である。小さな谷をぐるりと取り囲み、所狭しと27基以上もの弥生から古墳時代の墳墓群が連なるさまは異様であり、王家の谷と呼ばれるゆえんだと感じる。そこに不思議な形の墳墓が6基も存在する。それは、四隅突出型墳丘墓。方形墳丘……

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風は海から

神々の到来の地といわれる「稲佐の浜」から浜伝いにそぞろ歩く。路地裏探訪としゃれ込んで迷い込んだ小路の先に「いづもそば」と書かれた汐風になびく暖簾が目に入る。  昭和の、人々の願いを看板にした創業者の心根(こころね)が訪れるものの心を癒す。

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出西(しゅっさい)で出会ったおかげさま、いろいろ

謎多き遺跡めぐりで、おなかはペコペコに。斐川(ひかわ)町限定のカレーがあると聞き、道の駅「湯の川」に立ち寄った。そこで出会ったのは、ここでしか栽培できない不思議な生姜入りのカレーと素朴なお皿。カレーを堪能した後、お皿を手掛ける「出西窯」で、真摯に器作りに向き合う職人さんたちに出会……

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木と布の世界にいやされて

斐川(ひかわ)町には、自然の素材に命を吹き込む職人さんや作家さんが工房や美術館を構えている。風土に根ざして生まれた物や作品には、その地の良さが見えてくる。そこで、木工芸品を手がける「工房おかや木芸」さんと、和のキルト作家八幡垣(やわたがき)睦子さんの作品を展示した「出雲キルト美術……

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平成19年のお祭りの巻

今年も春の招待状が届いた。送り主は、松江市と出雲市を結ぶ一畑電車全沿線に菜の花を咲かせて応援しようと活動するNPO「菜の花鉄道をつくる会」。沿線に咲く菜の花を祝う2回目のお祭りのおしらせだ。初年度に咲いた花が落とした種、そして会の若者達がまいた花の種が黄金色の花を咲かせ、電車で訪……

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今宵は古代を食する一夜なり

旅のしめくくりは、古代の衣食住体験。神代のころから湧き出ていたといわれる斐川町の湯の川温泉を訪ねた。目指すは温泉旅館「松園(しょうえん)」さん。竪穴式住居で、海幸、川幸、山幸、田の幸が並ぶ古代食と荒神鍋に舌鼓。箸が進むほどに宴は盛り上がり、旅仲間も旅館のご主人もかけがえのない友と……

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福神様のごほうび 「うず煮」

うず煮は、寒さ厳しい旧暦元旦、 福縁を授ける出雲大社の「福神祭」などで、 祭りを手伝う人たちにふるまわれる料理。 出雲大社の出雲国造(こくそう)家に代々伝わるおもてなしの味だ。 近年、町内の旅館や飲食店でもいただけるようになったと聞き、 さっそく、出雲市大社町の料亭を訪……

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古代からの贈り物 アースカラーの和菓子

古代出雲歴史博物館のショップで、おちょぼ口には嬉しい一口サイズのお饅頭(まんじゅう)を発見。その名は「古代米和菓子 黒米・赤米饅頭」。モチモチとした皮は古代米(といわれる赤米・黒米)が原材料で、ほんのり桜色と紫色。小豆の漉(つぶ)し餡(あん)と白餡のナチュラルな甘味にほっと和む……

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江戸時代から平成へ。愛され続ける伝統の味

出雲大社の門前町・出雲市大社町。町を代表するお使い物は?と地元の人に問えば、よく耳にするのは「高田屋さんの羊羹(ようかん)」の声。理由は贈っても贈られても嬉しい逸品だから、と。  地元でお墨付きの高田屋は創業180余年の老舗菓舗。一筋に追及された伝統の味は、数え切れないほどの人……

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白肌美人に寿ぎ色のメーキャップ

 鶴亀、松竹梅など縁起物をかたどったかまぼこ「祝いかまぼこ」は、島根県東部の出雲地方の結婚式の引き出物の代表格。出雲大社のお膝元出雲市大社町も祝いかまぼこ作りが盛んな町だ。寿ぎの味は祝福の証にお裾分けされてきた。優美な細工を施す職人技を訪ねて、町一番の老舗かまぼこ屋の暖簾をくぐっ……

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餅に恋する甘味処「大社門前いづも屋」

 縁結びを祈願して訪ねた出雲市大社町の出雲大社。参拝後に立ち寄った甘味処ですっかり餅に恋してしまった。きっかけはきな粉と黒蜜仕立ての一皿の串団子から。もちもちとした食感に魅かれ、とうとう餅メニューを全制覇。出雲地方の正月気分も味わった。縁結び祈願にあわせて餅肌のスイーツに会ってみ……

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大社名物「焼きそば」はいかが?

 出雲大社にお参りした後は、出雲そばに舌鼓を打ち、この地が発祥とされる“ぜんざい”で満腹になるのが定番コース。でも地元の人達はどうしているのだろうか?毎日そばってことはないだろう。  調べてみると、あるわあるわ地元の味。名付けて「大社飯」の面白さを探ってみる

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神聖なる須佐神社の大杉

出雲神話の人気者、スサノオノミコトを主祭神に、その奥方クシナダヒメ、さらに奥方の両親、アシナヅチとテナヅチを祀る、出雲市佐田町にある「須佐神社」。そんな著名な神々が鎮座ましまする須佐神社が、近年、パワースポットと謳われて女性を中心に大人気。しかしそこには、悲しき「木」の物語があっ……

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一つことに専念したそば屋の歴史

 旧JR大社駅の真ん前にある「手打ちそば本家大梶」は、地元の人々に愛される出雲そばの店である。この大社駅が1912年(明治45年)に開業したころに創業したらしい。しかし、当初は大梶旅館としてのスタートだった。出雲そば屋となるのは昭和28年である。

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そばを打つ手から生まれるカツ丼の味わい

 出雲そばのお店にもそば以外のメニューはある。多くの観光客が見向きもしないそれらのメニューだが、実は地元の人達にはよく知られていた。  そばの出汁を使う様々なメニューは地元で働く人達のお腹と心を満腹にしている。その代表格である丼ものに注目してみた。

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地元産食材で幕の内&カツカレー

 歴史博物館の正面にある「ビジネスホテル大社」。実はこここそ、「出雲そばだけじゃない」を実践するお店だった。宿泊もでき尚かつランチもやっているというこちらは、出雲そばをはじめ様々なメニューがある中、お勧めは “幕の内弁当”と“カツカレー”だと聞いた。

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御碕のファストフードはぷりっぷり

 日本海が一望できる日御碕灯台へと足を向ける。道すがら、ちょっと小腹が空いたのだけれど、コンビニなど一切見当たらない。とりあえず売店には何かあるだろうと向かうその先にあったのは、シンプルながらもガッツリ食べ応えのある“御碕のファストフード”だった。

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“えん”と“えん”を結ぶ・・・?

 賑わいを取り戻している神門通りに平成22年8月、キラリと光る小さなお店が登場した。濃茶色の外装に正面の看板には「おむすびdeえんむすび」。それは、食べると良縁がやってくる“おむすび”のお店だった。三角でもなく俵型でもないそれには、隠された強い思いが込められていた。

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明暗の中にさまざまな居場所が

 昭和40年ごろ通りにぎっしり詰まった人波に押されて進むしかなかった土曜夜市。そのにぎわいの中心地だった出雲サンロード中町の、今では静かな通りにポッカリと空いた中町公園に面してnaka蔵はある。店主の昌子(しょうじ)さんも、あの土曜夜市の体験者、きっと大人の背中ばかりを見上げて歩……

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蕎麦は三たて肴は美味し

 出雲縁結び空港に客人を迎え「まずは出雲大社へ」と車を走らす。客人は十中八九「いずもそば」を御所望なさる。お口に合わぬ物を提供しては「出雲路」の始まりからつまずくこと必至ゆえ、客人が「出雲そば」への傾倒を如何ほどお持ちか気になるところ。幾度か経験値を積み重ねるうち巡り会ったのが此……

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俵に詰まる幸せパンパン!俵まんぢう

 「出雲大社のお土産は?」と地元の人に尋ねると、ほぼ真っ先に帰ってくるのが「俵まんぢう」だ。「まんじゅう」ではなく“まんぢう”というところが、何か歴史的なものを感じさせる。その由来は「大国様が俵の上にいらっしゃるから」らしい。大国様の笑顔と大きな俵は見るだけでも気持ちを幸せにして……

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ほんのり酢とネタが奏でるシンフォニー

 神門通りを出雲大社に向かって歩く。境内の手前に差し掛かると急な上り坂が待ち構えている。そのままお参りに向かうのもいいが、少し脇道に逸れてみる。団子屋さんの角を右に、東へ向かうと直ぐに見えたのが『やくも寿し』。大社さんのお膝元、お寿し屋さんのご主人には素敵な物語があった。

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足腰にも効くパワースポット

韓竈神社これを「からかまじんじゃ」と呼ぶ。風力発電機のプロペラの立ち並ぶ島根半島の河下(かわしも)から出雲神仏霊場の2番札所「鰐淵寺(がくえんじ)」に向かう途中で右手(西方)に折れて唐川川をさかのぼっていくと、途中から舗装もなくなり、やがて韓竈神社の鳥居にたどりつく。ここで車をお……

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古代出雲歴史博物館 シアターリニューアル 第一章 サクラ散る

平成23年、古代出雲歴史博物館開館5周年へ向けてひとつのプロジェクトがこっそりと、ほんとうにこっそりと進行していた。それは博物館の目玉のひとつ「神話シアター」の新コンテンツの作成である!これから新規コンテンツ作成までの苦難?の道のりをネタバレにならない程度に紹介していこう。

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バレンタイン直前企画!チョコっとあげたい勾玉ショコラづくり予行練習

どうも、コボレです。仕事の傍らで、古代出雲歴史博物館のメルマガをせっせと作成しています。 今回、特別プレゼンターとして、こちらの記事を作成してみました。

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古代出雲歴史博物館 シアターリニューアル 第二章 アシ凍る

年も押し迫った師走某日、我々はついに撮影初日を迎えることとなった。

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はじまるよ〜、れきはく紙芝居

はじまり、はじまり。 ある冬の日。 雲太くんと出雲ちゃんは、古代出雲歴史博物館にやって来ました。 (雲太)出雲ちゃん、今日は、博物館を探検しよう! (出雲)いいわよ、雲太くん!とっても楽しみっ。 こうして、中央ロビーへと入っていきました。 ロビーに明るい声が響くと……

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隠れ家のような異空間でいたい

 出雲市の塩冶(えんや)小学校の近く、今は住宅地となっているが、昔この周りは田んぼだったところだから、こんもりとした防風林があって、その内側に大きなクスの木を傘にした白壁の大きな蔵がある。そんなところに隠れ家のような「蔵カフェおもひで屋」はあって、1階はカフェ。2階はアトリエ兼ギ……

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出雲大社参拝後の香り高い珈琲

 出雲大社にお参りした後に香り高いコーヒーをと思ったら、参道を戻って町を見下ろす勢溜から神門通りを100メートルほど下り、そこを左に曲がって50メートル、やくも寿しを過ぎると亀の紋章を掲げた坂の下cafe「morikame(モリカメ)」が呼んでいる。

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お帰りなさいふる里へ

 出雲縁結び空港から車で3分は確かに出雲路の玄関。キャッチコピーの「お帰りなさいふる里へ」はその交通の便からと思いきや、二百余年の歴史を持つ古屋敷のたたずまいはまさに「ふる里」の感あり。落ち着いた店内も旅の疲れを癒(いや)すこと請け合いの懐古情緒満点。敷地内には製麺所、土産物、そ……

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カリッと海の味。これは“かまぼこ”です。

 「これはね、“かまぼこ”なんだよ」 目の前のスナック菓子をボリボリと食べながら、別所蒲鉾の竹並一人社長は話す。「出てくる形が違うだけでね、原料はかまぼこと同じだからね。そうだろ?」低い声に人懐っこい笑顔がアンバランスな竹並社長。大社海岸に近い場所に2つの工場を持つ別所蒲鉾の3……

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えっ?出雲そばを炒めるの?

 「出雲そばに飽きたらどうぞ」 大鳥居に程近い「大正庵」では10年前から“出雲そば炒め”をメニューとして出している。その名の通り、出雲そばを炒めたモノ。一般的な焼きそば風ではなく、汁気の多いのが特徴だ。  自前の手打ちそばをさっと茹で、冷水でしっかり締める。具はシメジとエノキ……

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古代出雲歴史博物館 シアターリニューアル 第三章 お湯ウメる

さて、筆者の怠慢により?!某漫画の連載のように間があいてしまったが、新規シアターコンテンツの制作秘話第三章である。

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古代出雲歴史博物館 シアターリニューアル 第四章 特効ツクシた名シーン

さて、不定期連載でお送りしている制作秘話第四章である。

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古代出雲歴史博物館 シアターリニューアル秘話 最終章 ねたバラす

いよいよ、新規シアターコンテンツ製作秘話も最終章を迎えることとなった。今回は、若干のネタバレも含むが、この映像の核ともいえるCGを担当していただいた「ナナイロ」さんに秘話を語ってもらうことにしよう。 ---

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大国主のヒメ、本命!?

大国主神には数多くの彼女がいた。というと、「えっまさか?」という人と「そうそう。」という人に大別される。今回は結構本命の彼女の話である。出雲市斐川町に御井神社という井戸を祀る神社がある。その井戸に湧く水は、大国主神の子どもの産湯となったものと伝えられ、安産の社として知られている。

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大国主から逃げ隠れたヒメ!?

出雲市平田町の口宇賀(くちうか)の地は、平田の町から日本海へ出る途中にある。バス停の口宇賀から500メートルほど歩くと人家と接して田んぼの中に宇賀神社がある。道が分からない場合は、土地の人に聞くのが一番だろう。

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大国主が、来る日も来る日も通ったヒメ!?

古事記に登場する大国主命の彼女たち、カムヤタテヒメ(コトシロヌシを産む)、ヌナカワヒメ(タケミナカタを産むと伝える)、ヤカミヒメ(キノマタノカミを産む)、他にもタキリビメ(宗像三女神の一)もいるのだが、正妻はスサノオノミコトの娘であるスセリビメ。

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マル・カフェの愉しみ

地上約3メートルの場所から、広々とした庭をぐるりと眺めることのできるmaru・cafe(以後、マル・カフェ)。それも美味しい食事やコーヒーを味わいながらときたら、神々のようにふわふわと空にも昇りたい気持ちになります。古代出雲歴史博物館の展示コーナーが歴史という出雲の時間に向って開……

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出会いを“箸渡し”する縁結び箸で良いご縁を!

その所行に怒った天照大御神によって、高天原から出雲に追いやられたスサノヲ。肥の河の岸辺に佇んでいると何かが上流から流れてくるのが目に入った。掬い上げるとそれは箸だった。スサノヲは上流に人が住んでいると感じ、肥の河沿いに奥へと登っていく。

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だいこく様の小槌は“ご利益の御裾分け”!

「大きなふくろをかたにかけ〜♪」でおなじみのだいこく様。大俵の上にどっしりと、大きな袋を担いでニンマリと笑っている。その笑顔には誰もがほっこりした気持ちになるのでは?  だいこく様の右手には、“小槌”が握られており「振ると欲しい物が何でも出てくる」という言い伝え。そんな嬉しい神……

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歴博でカルメ焼きしましょ

古代出雲歴史博物館では、2013年3月10日開館6周年を迎えた「開館記念無料デー」新たな体験イベントとしてカルメ焼きをレパートリーに加えた。この写真はその日の様子です。

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雨乞いに応える石神パワー

島根半島の山中に地元では「たていわさん」と呼ばれる巨大な石を祀る神社があるというので行ってみた。場所は出雲市平田町で有名なお寺、一畑薬師の後方の山中、字名は庄部という所らしい。一畑電鉄の園駅から松江方面へ400メートルほどのところから左の山中へ向かい、道なりに6キロほど行くと、左……

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のんびりアリさんと共に、のんびり休日を

お店の中はアリのオブジェが点々としている。実物の蟻はセカセカしているが、こちらのアリは何となくのんびりとしている。店主の松谷ちどりさんとお話ししていると、その理由が理解できる。「ゆったり、マイペースな感じでやってます。お気軽にお立ち寄りいだければと思います」とちどりさん。ここ『ア……

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良縁来たる!Cafeまるこで女子力UP!

「神門通りを歩いていて思ったのです。折角だから、のんびりできる空間があればいいのに」、そう思ったらすぐ行動。それまで関西で働いていた梶谷めぐみさんは会社を辞め、郷里の出雲にUターン。平成24年の神迎祭が行われた11月23日に 『Cafeまるこ』をオープさせた。準備は、その年の4月……

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オオクニヌシの祖父母が祀られる国引きの地

今回訪れたのは、オオクニヌシノカミの祖父母が祀られているとされる長浜神社。主祭神は『出雲国風土記』の冒頭で、「国来国来(くにこ、くにこ)」と出雲の国を国引きして大きくした八束水臣津野命(ヤツカミヅオミツヌノミコト)。国引きした綱の跡と云われる園の長浜の一角にこの長浜神社はある。

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ぶらりと入る“出雲ぜんざい餅”で御一服

出雲大社前の勢溜(せいだまり)に響く「いらっしゃいませー!出雲名物ぜんざいとぜんざいもちはいかがですかぁ」という売り子さん達の声。出雲大社をお参りした人達が、参道を登り切ると最初に耳に入ってくる。その方向に目をやると、大きな看板に「出雲ぜんざい餅」とある。

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キラリと光る黄金そば。さて、その由来は?

出雲大社外苑駐車場から南へ歩いて7分。大きな三叉路の西側に暖簾を下げているのが出雲そばの店「かねや」。中はお座敷とテーブル席が規律よく並んでいる。席は全てが4人掛け。お昼前には店の外には長く伸びる行列も、順番が来ると次々に、淡々とそれらの席に案内される。

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れきはくまつり

古代出雲歴史博物館では、毎年春・夏・秋に「れきはくまつり」を開催しています。ここでは、夏に行われるそのイベントの中でも大変人気のある「勾玉づくり教室」と「藍染め体験」を紹介します。

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あっちもこっちもダイコク様、大国様です

出雲大社の本殿に向って左後方に、主祭神であるオオクニヌシの「大国(だいこく)神像」が359体も展示された彰古館がある。本殿の姿が美しく望める場所であることもあって、大正3年(1914)に出雲大社の宝物館として造られたこの木造建築に目を留める人はほとんどいません。近づいて玄関の引き……

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スサノオの姫、その縁の地

奥出雲の地、船通山はスサノオが降り立ったところと伝わる。だとすれば、やはりクシナダヒメもここに縁があるのだろうかと聞いてみると稲田姫が生まれたところがあると言う。そのクシナダヒメを産んだのは誰かと言えば、アシナヅチとテナヅチの夫婦である。クシナダヒメが産声を上げた時に、そのへその……

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地元の人に愛され続けて50年、北井食堂

神門通りで50年の歴史を誇るお食事処となる北井食堂。昭和38年創業だそうだが、それは食堂としての創業であって、その前はアイスキャンデー屋で山陰飲料水工場という工場も持っていて清涼飲料のラムネも製造販売していたという。さらに遡るとオモチャ屋、陶磁器の販売店、その前は、なんとコンニャ……

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出雲人の律儀さ伝える蔵の美術館

出雲大社で神門通りの坂を上がって勢溜から西へ車がすれ違えるかどうか心配になるような細い脇道「神迎えの道」を不安をよそにずんずん進むと、この「いずもる」でも紹介している、やきそばの「きんぐ」がある。そのすぐ向こう左手が蔵の美術館「手錢(てぜん)記念館」である。歩いて来たならば、駐車……

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木綿街道の可愛らしいCafeことん

朝日のまぶしい光が降って来る静かな白壁の通り木綿街道。出雲市平田町の古き香りを残す500メートルほどの通りには、今でも往時のにぎわいを感じさせる醤油を醸造している店が3軒もある上、造り酒屋も1軒あるのだ。それらに並んで300年前の製法で甘い「生姜糖」を生みだすお店も大きな木の看板……

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大国主の正妻スセリヒメ

 オオクニヌシが鎮座する出雲大社から、ほぼ真南へ10キロメートルの東神西(ひがしじんざい)という地域に、史跡 岩坪入口と刻まれた大きな石碑がある。さらにそこには、須勢理姫命生誕伝説の地、なめさの郷地名発祥の地とある。石碑から200メートルほど車を進めると、石で作られた小さな社が……

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神々が立ち去る磐座

 万九千社(まくせのやしろ)は、出雲の地で行われる神在祭に因む場所である。それも神々が寄り来るのではなく、去って行く場所としてよく知られているのである。万九千社のすぐ近くを流れる斐伊川(ひいかわ)は、スサノオがヤマタノオロチを退治した川の下流にあたり、退治の際にはヤマタノオロチの……

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大社の正月行事 かめやまとんど

みぞれ雪の降る2015年1月12日朝、歴博と出雲大社の間にある かめやま広場で、とんど祭が行われました。

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七分づきのうどん

 出雲大社正門から神迎え神事の行われる稲佐の浜に向かう道を「神迎えの道」と呼ぶ。木製の鳥居がある勢溜から神迎えの道を浜へ向かって600メートルほど下って行くと、うどんの暖簾が風にたなびいている。「出雲そばの聖地でうどんなんだ」と、つい思ってしまう。綺麗に手入れされた二階建ての古民……

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稲佐の浜

 国譲り神話の舞台として有名なこの場所は、「伊那佐の小濱」(『古事記』)「五十田狭の小汀」(『日本書紀』)として出てくる。しかし、『出雲国風土記』には、稲佐の浜の記載は無い。『出雲国風土記』では、国引きを行った綱の跡が「薗の長濱」だとしており、稲佐の浜は地名としは見えないもののこ……

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鷺浦のギャラリーしわく屋

 およそ60年に一度の遷宮の後も多くの参拝者で賑わう出雲大社。その本殿と神楽殿の間を、素鵞(そが)川という小さな川に沿って自家用車が通れるほどの細い道が奥の山の方に向かっている。初夏にはホタルも飛ぶと言うから水が綺麗なのだろう。参拝者に気をつけながらその道を進んでいくと、すぐに坂……

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必ず雫(あめふ)らしたまう石神

 決して平坦とはいえない細い山道を息を弾ませながら40分ほど登って行くと道の周りも平らになった場所に着く。ここが『出雲国風土記』に記された四つのカンナビ(神名樋)山の一つに比定されている大船山(おおふなやま)の山頂である。「神名樋」の意味は神と山は文字通りの意で、「なび」は「籠も……

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山を祀る宇夜里の巨石

 『出雲国風土記』に宇夜里(うやのさと)と呼ばれる地が登場する。出雲郡の健部郷(たけるべのさと)の話であるが、『出雲国風土記参究』を書いた加藤義成さんは「この郷を古くは宇夜里といっていたが、その名の由来は、宇夜都弁命(ウヤツベノミコト)という神がこの郷の山に峰に天から降られ、この……

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出雲うどんには出雲おろち大根

 この「大社の町を楽しもう」のコーナーでうどんを紹介するのは「7分づきのうどん」の小望月さんについで二度目。小望月さんが「やりかたは違うようなんだけど、あそこも黒いうどんを出されてますよ。」と推薦されたお店がここ山太(さんた)である。橙色ののぼり旗に出雲うどんの文字がときおり吹く……

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神名火山の磐座

 『出雲国風土記』の出雲郡に神名火山(かんなびやま)があって、曽伎能夜社(そきのやのやしろ)に祀られている伎比佐加美高日子命(キヒサカミタカヒコノミコト)の社がこの山の嶺にある、だから神名火山という、と記されている。神名火山は今の仏経山に比定されており、標高366メートルの山頂に……

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出雲大社に並ぶ磐座とベジカフェ

 出雲大社の銅鳥居から東へ約500メートル、静かな社家通りを進み、真名井の清水の2軒隣りに「ベジカフェ+ギャラリーまないな」はある。訪れたのは5月新緑の頃。弥山の麓の田植えの終わったばかりの田んぼの水がキラキラしている。田んぼの向こうに古代出雲歴史博物館の屋根が長く横たわって見え……

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スサノヲの鬼退治

 スサノヲを祀る出雲市佐田町の須佐神社からおよそ2キロメートルほど手前で、ここから1.6キロメートルと示された多倍神社へハンドルを切る。多倍神社にはスサノヲがヤマタノオロチ退治ではなく鬼退治をした痕跡が残っているという。道案内に従って進むと途中から自動車が1台通るほどの山道にはい……

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疱瘡の守護神日本第一也

 みなさんは疱瘡(ほうそう)という病気をご存知だろうか。天然痘とも言われる伝染病で感染力が高く、致死率も高い恐ろしい病気であった。国立感染症研究所の解説には「明治年間に、2〜7 万人程度の患者数の流行(死亡者数5,000〜2万人)が6回発生している。」とある。こうした恐ろしい疱瘡……

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伝説の打ち寄せる赤浦海岸

 ザザーン、ザザーンと寄せ来る日本海の波が砕けて広がる白い泡ぶくの中からラグビーボール大の赤い石がゴロゴロと現れる。ここは赤浦と呼ばれる島根半島の中央部に位置する海岸である。晴れ渡った青空のもと、海にはいくつかの島が見え、この日はお坊さんを始め、多数のみなさんが波の音に耳を傾けな……

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雑貨の妖精の隠れるpual tytto

 pualは飼っている犬の名前。tyttoはフランス語で女の子。7年前に妄想で始まった雑貨屋。その妄想のお店が2年後には4畳半ほどの広さをガソリンスタンドに間借りしてスタートした。それから2年が経ち、とうとう古民家の一角を改修して、温もりを感じるお店pual tytto(ピュアル……

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石神だらけの神名火山 仏経山

 以前、このいずもるの「神名火山の磐座」において、現在の曽枳能夜(そきのや)神社に祀られている伎比佐加美高日子命(きひさかみたかひこのみこと)が、かつて祀られていた仏経山中腹の磐座「伎比佐の岩」を紹介した。ところが、もう一つ別の伎比佐の岩があるという。

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電鉄出雲市駅

 一畑電車の電鉄出雲市駅は、JR出雲市駅の東側に隣り合っている。その一畑電車の駅を10メートルほど通り過ぎるとレンタサイクルがある。今回は電車には乗らずに、まずは自転車でGO! 高架になった線路に沿ってビルや家々を眺めながら東に向かうと、500メートルほどで緑の森と白く光る御影石……

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旅伏駅

 武志駅から電車に乗って旅伏駅に向かうと車内アナウンスが、川跡駅で大社行き、松江行きともにそれぞれ乗り換えで、旅伏駅に向かう松江行きは線路を渡って1番乗り場、大社行きは同じホームで2番乗り場と伝える。間もなく、乗っている電車は、他の色をした電車が2台並んで待つ川跡駅に滑り込んだ。……

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烽のあった旅伏山

 『出雲国風土記』には5カ所の烽(とぶひ)があったと記されている。烽は緊急時に狼煙(のろし)を上げて急を伝える施設である。その一つ多夫志烽(たぶしのとぶひ)が出雲市の北に連なる山々の東端にある旅伏山(たぶしさん)にあったというので、登ってみることにした。標高456メートルの旅伏山……

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「創意工夫はお客様へ」先代の志

 風の噂で「とんでもなく大盛りの丼物を出す蕎麦屋」があると聞いたことがあった。検索すれば、大人の頭二人分もあろうかという器の画像。「島根にデカ盛りの店があるとは」と驚きの口コミ情報。この「そば酔譚」カテゴリーでは扱う代物ではないと「知らぬ顔の半平衛」を決め込んでいた。が、しかしで……

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「ご縁」が育くむ蕎麦に新たな予感

 出雲市役所と通りを挟んだ小洒落た佇まい。その景色は暖簾を出しながら打水する古都の一角を連想して心が弾む。  2015年創業は名だたる出雲蕎麦屋の立ち並ぶこの地にあって如何にも若い。が、短期間で名を上げた所以を探る興味がふつふつと湧き出し、不覚にも胃袋が蠕動(ぜんどう)を始める……

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国譲り、高天原からの使者

 波打ちぎわに夕日を背にした弁天島も美しい、ここ稲佐の浜は、『古事記』の「国譲り神話」において、オオクニヌシが高天原からの来臨したタケミカヅチに、国を譲る代わりに宮を建ててもらいたいと伝えたとされる場所である。そのタケミカヅチが稲佐の浜に近い因佐(いなさ)神社に祀られているという……

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高浜駅

 自転車とともに、川跡駅の2番ホームに停まっている出雲大社前駅行き一畑電車に乗り込む。この日は4月中旬の日曜日で、松江から来た2両連結の電車はほぼ満席。車窓からは田おこしされた田んぼがいくつも見えて、早くも水が張られた田もあった。もうすぐ高浜駅という線路沿いに一畑電車が2両あった……

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遙堪駅

 前回の続きとして、おたれの滝の次から始めたいのだが、その前に高浜駅の次にある遙堪駅の近くの特別なスポットを紹介しておきたい。  遙堪駅に向かう車窓の南側に、赤い鳥居の並ぶところが目に飛び込んで来る。そこは粟津いなりとも呼ばれる稻生(いなり)神社である。参道に並ぶ20基の赤い鳥……

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出雲民藝館

 民藝の創始者の一人であり陶芸家として知られる河井寛次郎が、出雲の町で乗っていたタクシーを慌てて止めて飛び降り、そこにあった火鉢を手に取って、今までにない喜びようを示し、「出雲びとに造詣の血というものが流れているならば、その出雲びとの造形の結晶であり、出雲の美しさの典型の一つだ。……

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美味しさを追求する自由

 「炭と薪で炙るグリル料理がメインなんです」、と言いながら撮影に出て来たのはリーフサラダと和牛のほほ肉赤ワイン煮である。「なにか炙った料理が良かったですかねえ」、と店主は口にしたが、細かいことなど頓着しない自由。ここは、出雲大社の勢溜(せいだまり)から神門通りを50メートルほど下……

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姫原の石神さん

『日本書紀』の国譲り神話には、出雲大社に近い稲佐の浜に降り立ったタケミカヅチとフツヌシの二神が、オオクニヌシと国譲りの交渉をするシーンある。その二神に先立って国譲りの交渉に天下った神々がいた。アマテラスの命を受けて最初に天下ったのはアメノホヒ。しかし、彼はオオクニヌシに従って3年……

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古志から来た技術集団の痕跡

『出雲国風土記』に「伊弉那彌命の時、日淵川に池を造った。ちょうどその頃、古志の国から人が来て堤を築いた。その時、彼らが宿としていたところである。だから古志と地名が付いた」という記述がある。『古事記』にはオオクニヌシが高志の国へ行きヌナカワヒメを娶ったという話があるが、これらなどか……

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大正モダンが今は無国籍カフェ

出雲大社の近くの路地を歩いていると、珍しい洋風の古い建物があって、昔は何に使われ、誰が住んでいたのだろうかと思っていた。それがある時、カフェになっていたのだ。 親しい人に美味しい店ができたからと誘っていただいて、もう日が暮れていたけれど、連れて行ってもらった。その洋風の建物には……

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稲佐の浜に近い奉納山

出雲大社から人気の稲佐の浜に向かう途中に奉納山という山がある。標高は73mといたって低い山であるが、ここからの眺望は絶景であるから、稲佐浜や日御碕に行くのであれば、ちょっと寄り道してみると良いと思う。出雲大社からやって来て、ゆるい坂を登り切って下り始め稲佐の浜が見えたぞってあたり……

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木綿街道の小さなレストラン

 朝日のまぶしい光が降って来る静かな白壁の通り木綿街道。出雲市平田町の古き香りを残す500メートルほどの通りには、今でも往時のにぎわいを感じさせる醤油を醸造している店が3軒もある上、造り酒屋も1軒あるのだ。それらに並んで300年前の製法で甘い「生姜糖」を生みだすお店も大きな木の看……

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みさきうみねこ海道を日御碕へ(1)

 出雲大社から日御碕へは、険しい海岸沿いのグネグネとした道、みさきうみねこ海道を行く。昔は稲佐の浜から因佐神社近くの観音霊場長谷寺の脇から山に入って、そのまま山伝いに歩いて日御碕へ行ったという。その道は中山道(なかやまどう)と呼ばれ、日御碕神社への参詣道でもあって、松江藩主が籠に……

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みさきうみねこ海道を日御碕へ(2)

(1)のおゆう茶屋記念碑から西の海に目をやると、直線で100メートルほどのところに展望台が見える。その日御碕海岸展望台に行くと、右手遠くに稲佐の浜が見える。また正面遠方には、国引き神話にある陸を引いた綱を掛けた三瓶山、またその綱の跡と伝わる園の長浜の白い砂浜が、細長く緩やかに曲が……

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宇竜の和布刈(めかり)神事

冬の灰色の雲がどんよりと街を覆った2月の朝、冷たい雨交じりの強い西風が吹いている。こんな日に祭りはあるのだろうか。大社からみさきうみねこ海道を日御碕に向かっている。今日は日御碕神社の和布刈(めかり)神事の日なのだ。一般に知られている和布刈神事は、午後から日御碕地区の隣の宇竜地区で……

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古式ゆかしい御田植祭り

7月の梅雨明け前の日曜日、三瓶山の東に続く青々とした山並みの中に、細く続く田んぼが山に接するあたりある鳥居をくぐって、鮮やかな衣装で太鼓を抱えた人たちが長い石段を上がって角井(つのい)八幡宮の境内にやってきた。若い女性も何人か居て、多くは絣(かすり)の着物に赤い襷(たすき)を掛け……

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