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企画展「古代出雲の壮大なる交流」、こんな楽しみ方もあります!学芸員M氏が語る

きかくてんこだいいずものそうだいなるこうりゅう、こんなたのしみかたもあります!がくげいいんえむしがかたる 

古代出雲歴史博物館 見どころガイド

(画像1)マスコットキャラクター「ノミー」は展示室のどこに置かれているでしょう?そこで、彼は、どのような表情をしているのでしょう?ノミー百面相。
画像真ん中は、ノミーのモデルとなった京都市黄金塚2号墳の鰭付円筒埴輪の人物線刻画。一見すると宇宙人のように見えますが、よく見ると耳に勾玉つけてます。他にもいろいろな発見ができるかも知れませんよ。


(画像2-3)
第1部に並んだワニザメの線刻画。どのような描かれ方をしているか。それをもとに作った第二のマスコットキャラクターであるワニーの姿や表情と共にじっくりとながめてください。

(画像4-5)
草食男子がもてはやされる中、今一度マッチョ男子をかえりみてみませんか?装飾付須恵器に表現された相撲、高句麗壁画古墳に表現された相撲の絵、江戸時代の錦絵。微妙に違いますね。取っ組み合う人々の表情、裸体表現などにも注目してください。

(画像6-7)
白鳥や船形埴輪が展示されているコーナー、一歩下がってみてください。白鳥、船形埴輪・イメージ映像。何でもありのこのコーナー。でも、それ自体、一つの巨大なパワースポットに思えてきませんか。向かい合う白鳥の間に視線を向けると、船形埴輪を越えて、ウォールケースに展示されている巨大な盾形埴輪にぶつかるのです。なんだか、とてつもないパワーが渦巻いているような気がしませんか。
第2部のラストを飾る津山景観図屏風、一見するとおおざっぱな絵ですが、細部は緻密に描かれています。特に、一人一人の人物、彼らは何をしているのでしょう。じっくりと観察してください。




ノミー4パターンと京都市黄金塚2号墳の鰭付円筒埴輪の人物線刻画(画像1)

(画像1)

ワニザメの線刻画と、キャラクターのワニー(画像2-3)

(画像2-3)

装飾付須恵器に表現された相撲と高句麗壁画古墳に表現されたマッチョな男たち(画象4-5)

(画象4-5)

パワースポットコーナーと津山景観図屏風一部拡大(画象6-7)

(画象6-7)