2011年4月12日(火)から4月15日(金)にかけて、壮大な展示替えが実施されます。
新たに登場する作品は、以下の通りです。(part2)
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●野口1号墳出土装飾付須恵器(倉吉博物館所蔵/重要文化財)
…相撲をとる二人の人物が表現されてます。その他に、馬に乗った人物、見返りの鹿に吠えかかる犬の姿も見えます。そして4羽の鳥がいます。それらを見ていくと、徐々に羽を広げていくように表現されてます。今まさに飛び立とうとしているのでしょうか。[展示期間/4月16日→5月16日]
●海部氏系図(海部光彦氏所蔵/国宝)
…ついに、国宝海部氏系図の本物が登場です。ヤマト王権の時代に丹波地方の水軍の長として、海を舞台とした交流を担った人物の系図です。[展示期間/4月16日→5月16日]
●相撲生人形 野見宿禰と当麻蹴速(熊本市現代美術館所蔵)
…野見宿禰が当麻蹴速を投げ飛ばす場面を等身大で表現した生人形(いきにんぎょう)。明治初期に安本亀八によって制作され、長くアメリカのデトロイトにあったもの。あれが、とうとう古代出雲歴史博物館の特別展示室に展示されます。今でさえ、白鳥と船形埴輪が並んだ不思議空間なのに…、そこに生人形が展示されると、あの空間はどうなっちゃうんだろう。担当学芸員ですら全く予想がつきません。でも、特別展示室の中に とてつもないパワーが沸き起こることだけは確かです。[展示期間/4月16日→5月16日]