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奥出雲エリア

島根県立古代出雲歴史博物館に関するコンテンツについて

銅鐸のシンボルマークのあるコンテンツは、島根県立古代出雲歴史博物館の展示または館内施設に関するコンテンツです。



船通山に登れば見えるものが

さてさて、スサノヲノミコトの天降ったと言われる船通山に行ってみることに。調べて見ると、標高1142メートルもある高い山だった。登山道も2キロメートル余りあるわけで、トレッキングシューズを引っ張り出し、リュックに水やおにぎりや着替え、雨用ポンチョなど詰め込んで、いざ出発。おっと忘れ……

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金のニワトリをあやつる、鷲尾猛!

 その昔、金の鶏を使って住民を苦しめていた鷲尾猛(わしおのたける)という邪神が住んでいた岩窟のある八重山(やえやま)、この邪神は霞霧に乗り神通力を発した。その八重山は入間(いるま)と呼ばれる場所にあるが、伝えによればその昔は入魔とも書いたと聞く。なんともおどろおどろしい物語があり……

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天下の奇勝に恋物語

 鬼の舌震(したぶるい)。なんとも怖そうな名前であるが、それもそのはず、奥出雲町の斐伊川の支流である大馬木川(おおまきがわ)に展開する奇岩、断崖で埋め尽くされた天下の奇勝であり、名勝地である。紅葉や新緑の景勝地として、老若男女の訪れ、国の名勝・天然記念物と散策ガイドマップにある。……

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オオクニヌシの琴の音は?

 オオクニヌシが琴を弾いたといわれる場所がある。島根県東部の中国山地にある琴引山(ことびきやま)がそれである。『出雲国風土記』に、古老の言い伝えとして、「この山の峰に岩屋があり、その中に、オオクニヌシの御琴(みこと)がある。長さ七尺(約2m)・広さ三尺(約89cm)・厚さ一尺五寸……

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威勢良く神輿を押し合う占い祭り

オセ!オセ!ヨーイ!オセー!神社の広い境内に大声があがっている。藍染の小紋の絣に真っ白な布をたすき掛けにした威勢の良い男衆がひしめき合っている。50人ほどは居るという男衆の塊、その中に重い白木の神輿が埋まっている。その神輿を神社の本殿と鳥居を結ぶ直線を境にして、右側へ押す力と左側……

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神様が沐浴した泉

『出雲国風土記』には、オオナモチ(オオクニヌシ)の息子のアヂスキタカヒコ(阿遅須枳高日子)命が、髭が長々と伸びる年齢になっても、昼も夜も泣いてばかりで言葉も通じなかった、とある。これは、『古事記』や『日本書紀』に登場する垂仁天皇の皇子であるホムチワケが、大人になって髭が胸先に達し……

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ヤマタノオロチ伝承(その11)

ヤマタノオロチ退治の後に、イナタヒメと結ばれたスサノヲが、この山の山頂に居を構えて「我が心、須我須我(すがすが)しい」といったので「須我非山(すがひやま)」となったと伝わる。山は今、城山(じょうやま)と呼ばれ、山頂にはテレビ局の中継用アンテナの鉄塔が立っている。

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