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古代出雲歴史博物館 シアターリニューアル 第三章 お湯ウメる

こだいいずもれきしはくぶつかん しあたーりにゅーある だいさんしょう おゆうめる 

知る体験する出雲エリア平成時代

さて、筆者の怠慢により?!某漫画の連載のように間があいてしまったが、新規シアターコンテンツの制作秘話第三章である。


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撮影は昨年度末に県内各地の渓谷、温泉、神社などにおいて急ピッチで行われた。この撮影でついに主役の登場である。ネタバレになってしまうので、またもや詳しく書くことができないのが非常に残念ではあるが、お二人の役者さんの熱演と撮影スタッフのみなさんのがんばりは大変すばらしかった。今回は温泉での秘話について紹介しよう。

温泉では当然入浴シーンとなるわけだが、天然露天風呂と天気の影響もあって、本来お湯であるはずのところが身も凍るような、まごうことなき水・・・。こんな状況では撮影は不可能、しかし、スケジュールはいっぱい、いっぱい。絶体絶命である。

しかし、撮影スタッフはあきらめてはいなかった。急遽、大型電熱器を用意して、露天風呂へ投入したのである。これで露天風呂のお湯の温度も上がって、撮影も安心と思った我々は、この上ないほど油断しきって、お昼ご飯をとることにしたのであった。

ところがである。どうもこの電熱器かなり優秀な機械だったらしく、お湯の温度がとんでもないあがりっぷりっ!!今度は撮影不可能な温度にまで上がってしまっていた。優秀過ぎる機械にも困りものである。そのため、撮影へ向けてあわててスタッフさんが濡れることもいとわずに、お湯をかきまぜて温度を下げるという荒技で、無事撮影を迎えたのであった。

こうした悪戦苦闘のはてに撮影した入浴シーンは、役者さんの熱演(数時間温泉につかりっぱなしであった)もあって、手前味噌ながら、なかなかいいシーンに仕上がっている。魅惑の入浴シーンにこうご期待である。




お湯の温度を下げるために奮闘中のスタッフ

お湯の温度を下げるために奮闘中のスタッフ

高性能な大型電熱器

高性能な大型電熱器

出会ったワンちゃん

出会ったワンちゃん