みぞれ雪の降る2015年1月12日朝、歴博と出雲大社の間にある かめやま広場で、とんど祭が行われました。
「とんど」とは、小正月に無病息災を願って行なわれる火祭りのことで、全国各地で似たようなものがありますが、出雲では「とんどさん」として親しまれています。
伝統行事を保存しようと、とんどの風習が廃れつつある中、“かめやまとんど” は地元町内会と出雲教、そして歴博とが合同で始めました。
高々と組まれた青竹に、地元の子どもたちがしめ飾りを投げ入れると、北島家の神職さんが「祓い給え、清め給え」と唱え、火をともされます。
お正月の間、歴博の玄関口を飾ったあの立派な門松もお焚き上げです。ちょっともったいないですね…。
お正月飾りがパチパチと燃え、竹がパーン!と爆ぜる頃になると、雲が晴れ、いつのまにか青空が広がっていました(^▽^)
最後に、残り火で焼いたほくほくの焼き芋を皆で頂きました。これで今年一年健康に過ごせますようにm(. .)m
皆様も、風邪やインフルエンザなどに十分お気を付け下さい。