かみさまはどのほうこうをむいている
見る/知る/出雲大社境内散策
出雲大社本殿の中は真ん中に心御柱があるため「田」の字の形をしており、神座は右奥にあり、したがって、神様は西(海)側を向いています。
現在の本殿は延享元(1744)年の建立で、寛文年間の造営の規模を踏襲して、3年半の歳月を費やして完成したものです。社殿の高さは8丈(24m)で、国宝に指定されています。
大社造りは、伊勢神宮の神明造りとともに、神社建築の二大源流とされる。現在の本殿は延享元(1744)年の建立で、寛文年間の造営の規模を踏襲して、3年半の歳月を費やして完成した。社殿の高さは8丈(24m)で、国宝に指定されている。平安時代中頃の『口遊(くちずさみ)』には「雲太、和二、京三」と記され、出雲大社が奈良の大仏殿、京都の大極殿よりも大きかったことを表しているという。