たまにはどうやってあなをあけたのでしょう 常設展示
知る/体験する/古代出雲歴史博物館 見どころガイド/古墳時代
これは島根県立古代出雲歴史博物館の展示または館内施設に関するコンテンツです。
玉の穴をよく見ると工具を回転させて穴をあけた跡があり、石や鉄のキリが使われたことがわかります。でもどうやって玉を固定して、どんなふうにキリを使って穴をあけたのかはわかっていません。現代ではまねのできない古代の職人技です。
古墳時代になると、松江市玉湯町の花仙山産の碧玉・メノウで作られた玉類が本格的に登場します。上野1号墳の大型勾玉はメノウ製で、管玉は濃い緑色でしま模様が美しい碧玉製のものです。ともに花仙山産のものと考えられます。