にほんがりゅうじゃにかこまれている 常設展示
知る/歴博を見学/古代出雲歴史博物館 見どころガイド/江戸時代
これは島根県立古代出雲歴史博物館の展示または館内施設に関するコンテンツです。
蒙古襲来以後、龍の姿をした神々が、日本を守護すると信じられていました。それ故に、日本列島を囲むように龍蛇が描かれた日本地図が作られます。その一番古い地図が、鎌倉時代末の金沢文庫本日本図です。このモチーフは近世になっても描かれ続けるのです。もちろん、龍蛇は徐々に地震を起こすとされる鯰に変化していきますが・・・。
大雑書は、江戸時代に百種余り出版された暦、日の吉凶、種々の占いを記した書。ここでも日本の周りは龍・鯰に取り囲まれていますが、龍はかなり鯰化していることがわかります。