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島根県立古代出雲歴史博物館に関するコンテンツについて

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風土記とは各地の情報がつまったガイドブック。奈良時代の政府が、地方を支配するために、色々な情報を集める必要があったのです。どんな山や川があるのか、どんな動物がいるのか、名物は何か、なぜある地名がついたのか。風土記は713年に中央政府が各地に命令して作らせ、本来なら60を超える風土記が残っているはずですが、現在伝わっているのは5風土、その中でも省略なく完全な形で残っているのは出雲国風土記のみです。


答え

733年(天平5年)に完成したときの『出雲国風土記』は、今に伝わる写本とは大きく異なっていました。本の形は冊子ではなく、上下2巻の巻(まき)物(もの)となっていたと考えられます。