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天秤ふいご体験模型

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「かわりばんこ」という言葉はここから出たの?
 ふいごを踏む人を「番子」といいます。一説によれば、番子が交替でふいごを踏み、炉に風を送ったことから「かわりばんこ」という言葉が出たといわれています。展示の天秤ふいごは実際に踏んでいただけますので、作業の大変さを体感していただけます。


 模型のモデルは、明治時代に操業されていた江津市価谷たたらの天秤ふいごです。この分野で優れた功績のあった冶金学者の俵国一博士が残した詳細な図面をもとに再現しました。
 (参考)
 たたら製鉄は砂鉄と木炭を混ぜながら土で造った炉の中で鉄をつくる日本古来の製鉄技術。江戸時代に最も盛んとなり、最盛期には島根県は全国の生産量の半分以上を占めたとされています。天秤ふいごは炉への送風装置であり、17世紀の終わり頃に発明されて、鉄の生産量を飛躍的に高めた画期的な装置でした。