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島根県立古代出雲歴史博物館に関するコンテンツについて

銅鐸のシンボルマークのあるコンテンツは、島根県立古代出雲歴史博物館の展示または館内施設に関するコンテンツです。



鶴に乗って舞い降りた祭神

 島根県大田市に標高1,126メートルの三瓶山がある。火山である。『出雲国風土記』の国引き神話では、「国来、国来(くにこ、くにこ)」と引き寄せた土地が再び離れて行かないように、国引きした大綱をつなぐための杭を打った。それが佐比売山 (今の三瓶山)なのである。この三瓶の地名にかかわ……

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山から滲み出る水の恵み

 ゴーゴーと勢い良く流れる水の音が足元の水路から聞こえてくる。ここは、大田市多根の小豆原口バス停の前。そのバス停から目と鼻の先に佐比賣山(さひめやま)神社がある。『出雲国風土記』の冒頭の国引き神話では、「国来、国来(くにこ、くにこ)」と引き寄せた土地が再び離れて行かないようにと、……

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三瓶山の八宮とは

 前回は佐比売山神社、前々回は物部神社。今回はその2回の続き。物部神社には一瓶社がある。これは、三瓶山の昔話に、大きな地震で山が崩れ、3つの瓶(かめ) が飛び出したので三瓶山と呼ばれるようになったと山名由来として紹介されるものの一つである。その一瓶は物部神社、二瓶は浮布の池にある……

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三瓶山は出雲国風土記では佐比賣山

 三瓶山は主峰・男三瓶(1126m)をはじめ、女三瓶(957m)、子三瓶(961m)、孫三瓶(907m)、太平山(854m)の峰が連なって、室の内と呼ばれる火口を囲んで環状に並んでいる。中央部には直径約4.5kmのカルデラがあり、その中にはいくつかの溶岩ドームと室の内池と呼ばれる……

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鮮やかな赤、白、黒のコントラスト

 出雲から西へ西へとやって来て海岸沿いから大田の市街地を南へ向かって抜けると、車窓の風景は山の緑に変わる。その山懐にある石見銀山の町は、江戸時代の風情を残す建物が数多く保存・修復され、赤瓦の古風な町並みが800メートルほど続いている。歩いていると白壁の建造物や、それとは対照的に黒……

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あれも、これも、それも逸品揃い

 黄金の国ジパングとは石見銀山を指していたとも・・・。大量に産出された石見銀山の銀は中国へと伝わって行ったと言われている。その銀を目指して、欧州から日本へ多くの外国船や文物がやって来た。望遠鏡、眼鏡、時計を始め医学や植物学の書籍なども。後の産業や学問が広がっていくきっかけを作った……

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